この部屋の中だけ時間がとまっているのよ。だからおいてきぼりにされちゃうの。待つということはそういうことなのよ。
物語を書いたのは江國香織。挿絵を描いたのは宇野亜喜良。「私の天使は、島本くん。島本くんが手紙を書いてくれなかったら、私はもうどこへももどれない・・・」というような、女の子らしいフレーズがじつによく似合う、大人の絵本。

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