豆腐道

2005年9月3日 衣食住
僕は、お客さんにどれだけ苦労して来ていただけるかが、付加価値だと思います。ですから、値段を上げての付加価値というのは一切思ったことがないですね。
先日、嵯峨野にある豆腐屋「森嘉」のお豆腐をいただきました。そのつるりとした喉ごしに、思わず舌をまいたのですが、この本の語り手は、その「森嘉」のご主人。一見ぶっきらぼうな語り口だったりするのですが、なるほど納得の味なので、上に異議なし。いかにも京都のひとらしい物言いやなぁとほくそえんでしまいます。 

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