通販生活 ピカイチ事典　2006年度版

「じつは通販生活の愛読者なんです」というと、きまって年齢詐称疑惑が浮上するのですが、いちおうまだ20代です。で、1年に一度届くこの『ピカイチ事典』という分厚いカタログも楽しみになんかしていたりします。で、隅から隅まで目を通すのは、台所道具のうんちく。油汚れがつきにくいだとか、目詰まりがしにくいだとか、蓄熱性が高い3層式だとか、関心のないひとにはまったく興味のないであろう話題に、いちいち目が釘付けになってます。こうなってくるとマニアです。ただのマニア。

それにしても通販生活の商品紹介って、なぜか説得力があるんですよね。「これほどスグレモノなんだから、多少値段が高いのはいたしかたありません」って、どう考えても強引なのですが、かなりの確率でなびいてしまいます。広告という広告を疑ってかかるあまのじゃくなタチなのに。とはいえ、やはり単価が高めなので、なかなか買えないわけですが、それがまたいいんです。「欲しいなぁ、買いたいなぁ」というモチベーションを高めるにはぴったり。矛盾してますが・・・

追記
栄えあるランキング第一位は今年も「メディカル枕」だった模様。重松清さんがじつに幸せそうな笑顔で白い枕を抱いている写真（真夏に氷を抱いて恍惚としているホッキョクグマにも似ている）を見ると、いったいどんな枕なのかと妄想がふくらみます。しかし、この商品にはひとつ落とし穴が！どうも安眠派みたいなんですよね、私。。。