箸とチョッカラク―ことばと文化の日韓比較
2005年6月19日 韓国関係/動植物目上の前であいづちを控える一方で、韓国では相手の目を見ることにより、会話への積極的関心や誠意を表すことが多い。日本人にとって相手の目を直視しつつ話をするのは、かなり心理的に苦痛だろう。しかし、韓国人は相手の目を見て話すことが自身の真摯な姿勢を現し、丁寧さにつながるとしているのだ。一見とてもよく似ている韓国語と日本語。ただ、あまりに似ているために誤解や摩擦が生じやすいというのも事実だと思う。これは、韓国語学習者が戸惑いやすい文化、習慣の違いを「ことば」という側面から考察した本。
「なぜ韓国人はありがとうと言わないのか?」「どうしてすぐにプライベートな質問をするのか?」「なんであんなにスキンシップが好きなのか?」「何でもかんでもウリ(私たち)がつくのはどうしてなのか?」etc.etc.と、テーマは非常に身近なものばかり。少し韓国のことを知っているひとなら、まじゃ!まじゃ!と大いにうなずけるはず。
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