街角に映画館があったころ、銀幕のスタアたちがきら星の如く競い合い、撮影所には監督やスタッフの熱気が渦巻いていた。黄金期の日本映画には、夢、憧れ、感動、娯楽・・・が満ちあふれていた。―京都新聞の連載企画「京都映画100年」を単行本化。京都撮影所の全盛期を知る映画関係者へのインタビュー集。
京都新聞の文化欄は、映画に詳しくて面白いので、よく読みます。でも地元とはいえ、ぜんぜん知らないことばかりで、驚くばかりなのです。やはり奥が深いようで。。。

ところでつい先日、法輪寺というところに行ってきました。通称、だるま寺。ここには京都ゆかりの映画人を祀るキネマ殿という一角があると聞いていて、前から一度行ってみたかったのです。いやぁ驚きましたね。小津安二郎、溝口健二、田中絹代、美空ひばり、市川雷蔵etc.etc.なんと、そうそうたる顔ぶれ。映画の神様に手をあわせつつ、さすが「映画のまち」といまさらながら実感。ちなみにこのお寺の名物、だるまグッズはとっても愛らしいです。

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