忙しいご婦人方にも、断乎として梅干をお漬けなさいと、私は申し上げる。断乎として、ラッキョウをお漬けなさいと申し上げる。時期は今だ。何だかむずかしい、七面倒くさい、神々しい、神がかりでなくっちゃとてもできっこない、というようなことを勿体ぶって申し述べる先生方のいうことを、一切聞くな。檀のいうことを聞け。こんなに激しく命令口調なのに、檀さんの言うことなら私、聞いちゃいます♪何せうちは親子二代で檀流クッキングの愛読者。わが家の定番メニューにもいくつか檀家の味がまぎれこんでいるのです。
というわけで、またも再読。そこで目に止まったのが「大正コロッケ」。(本日はカレーの予定だったのですが・・・)あまりに美味しそうなので、予定変更。さっそく挑戦してみました。
*大正コロッケの作り方
?白味魚をフードプロセッサーですり身にする。
?オカラを加えてよく混ぜる。(オカラの量は多からず、少なからず)
?ネギとキクラゲと桜海老を加え、塩としょうゆ、だしで味を調える。
?つなぎに卵と小麦粉を入れて、さらによく混ぜる。
?小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつけて、油で揚げる。
と、非常に簡単なのですが、かなり美味い。しっとりふわふわのお魚コロッケなのです。一度お試しあれば、「これくらいおどかしておけば、つくるつくらないは、皆様の勝手である」という檀さんの断定口調に、思わずひれ伏したくなることうけあいです。
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