人間はどこまで動物か
2005年5月2日 韓国関係/動植物ロゼットとは、平たく葉を広げ、地面に貼りつくようにして冬を生き延びている姿の植物のことをいう。冬、枯草の中の緑あざやかなロゼットは、ぼくの心に喜びと勇気を与えてくれる。『春の数えかた』続編。真冬のあぜ道に点々と広がる深い緑色のロゼットも、雪深い日でさえも深緑の葉っぱをのぞかせるヒガンバナも、冬のひかりをいっしんに受けて・・・そうだ、春の準備をしてたんだった、とはたと思い出しました。
冬を耐えぬくモンシロチョウの話。水底から花が咲くように生まれてくるという淡水クラゲの話。アゲハチョウのさなぎの色のこと。カが蚊柱を作る理由etc.etc.日高センセの視線の先にあるものにはいつも、ハッとさせられるのな。やはり名随筆★★★
コメント