ココロによく効く非常識セラピー
2005年4月19日 ノンフィクション
「カウンセリングを受けたって、ちっとも癒されないのはどうしてなのか?」セラピーでお決まりのフレーズをひとつひとつ例にあげ、その問題点を解説するというかなりシニカルな本。例えば「まず自分を好きになりなさい」「不幸な子ども時代がすべての原因」「ネガティブな感情は必要ありません」「自己主張はいいことなんですよ」「心から望めば必ず実現できますよ」「不安は意味のない感情です」といったアドバイスこそが、ひとを混乱に導くのだ―というのが著者の主張。もちろん書いている本人もカウンセラー。
さらに監修は春日武彦さん。あとがきには「本書は、カウンセリングおよびカウンセラーに対してきわめて辛らつな言葉に満ちている。あまりにも痛い点を突きまくっているので、もはや喜劇の領域へ入ってしまっている。・・・一見したところ、本書は毒々しいが、実は健康に良くて美味な軟体動物のようなものである」と一筆。
さらに監修は春日武彦さん。あとがきには「本書は、カウンセリングおよびカウンセラーに対してきわめて辛らつな言葉に満ちている。あまりにも痛い点を突きまくっているので、もはや喜劇の領域へ入ってしまっている。・・・一見したところ、本書は毒々しいが、実は健康に良くて美味な軟体動物のようなものである」と一筆。
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