60年代から70年代―あの高揚した時代。誰もが『金の卵』とおだてられ、都会へ憧れた。若者がこぞって村を後にする、そんな時代に黒川村の村長さんは「高度成長という魔物から、村を守らなければならない」と立ち上がり、実にユニークな方法で、村に次々と雇用の受け皿を作っていった。企業誘致もままならなかった辺鄙な村が、農業と観光が一体化した元気な村として、いま注目されるわけは?小さな村や町が生き残るための知恵を教えてくれる一冊。
この本をプリマー新書に入れるなんて「にくいな」と思う。もちろん大人が読んでも★★★

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