先に抜け、撃つのは俺だ
2005年1月27日 韓国関係/動植物
シネカノンの李鳳宇さんと四方田さんの対談集。このふたりが「家族」や「映画」、「国家」について語るという非常にレアな本。「俺にプライドを残してくれた」と、亡き父親を尊敬してやまない李さん・・・だからああいう映画を作ったんだ。絶版なのが惜しい。★★★李さんの話は東九条、朝鮮高校、喧嘩etc.etc.本当に映画『パッチギ』は事実に基づく物語というのがよくわかった。これはもうひとつの原作本と言えるだろう。映画に夢中になって、当時よく通っていたのが「京一会館」と聞くと、京都人の血が騒いでしまう!「番長を張りながら、隠れキリシタンみたいにフランス映画を観に行っていた」というのが可笑しい。
コメント