スーパーサイズ・ミー
2005年1月8日 映画1ヶ月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂取したら、体はどうなるのか?― 監督が自らの肉体を実験台にハンバーガーを食べ続けるという異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のような中毒性が明らかになり・・・そのうち動悸、息切れ、倦怠感、ついには医者から「バカな真似はよせ」と警告が!どこかのレビューに「でも、観終わると不思議にマックが食べたくなるんですよね」みたいなことが書いてあって、真偽の程を確かめたくて観に行ったのだが、「どこがだぁ!」と雄叫びをあげそうになった。はっきり言って、見ているだけで胃にもたれる。ただでさえマックを食べるとお腹を壊すやわな胃袋なのに・・・
字幕の展開がやや速い感はあるけれど、映像的なインパクトは抜群。関連本として『デブの帝国』を読むと、さらに理解が深まると思う。ちなみにこの映画がサンダンス映画祭で公開されると、マックは突如としてヘルシー路線に方向転換。全米のチェーンでスーパー・サイズのサービスを止めたらしい。でも「映画とは関係ない」とシラを切っているそうです。
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