ブランド中毒にされる子どもたち
2004年12月28日 ノンフィクション
サブタイトルは「一生の顧客」を作り出す企業の新戦略。ひとの心理をこれほど巧みに利用しながら、犯罪とは言われずに「ブランド」とあがめたてまつられるのだから、罪深いとつくづく。実際に自分も中高生のころ、DCブランドに憧れていたことがあるので、子供たちの心情を突き放して考えることはできなかった。子供たちって、一見小さな大人みたいに見えることもあるけど、まだ全然ふにゃふにゃと頼りなくて、危なっかしいんだと思う。だから空しい幻想に踊らされてほしくないな・・・大人たちは自分たちの仕事のいかがわしさに気づいていなかったりするんだから。
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