ブランド広告

2004年12月28日 新書
東京滞在中に驚いたこと―なんでこんなに広告が多いんだぁ! 電車の中吊り広告があまりに多くて、東京のひとたちは毎日こんなに消費欲求を刺激されているのかと思ったら、ぞっとした。加えて『ロスト・イン・トランスレーション』を観て、ギョッとしたのを思い出した。とはいえ、マーケティングとかブランド戦略とか、そういうあざとい話は嫌いではない。なるほど、そういう目論見で各社はブランドを作りあげたのかという内部事情を知るのは一種、心理サスペンスを読むのに近い面白さがある。で、個人的には意地でもブランド物は買ってやるものかと決意をあらたにするのだ。かなり面白かった。★★★

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