心は転がる石のように―Papers 2003-2004

四方田さんの新刊をいつも楽しみにしているのに、すでに出版されていたなんて、うかつだった。一部はwebマガジンで読んでいたのだけど、あらためて読み返すと面白い。また『カムイ伝』を買いたい気持ちがうずうずしてきた。どうするぅ、アイフル〜（と、そこまで貧窮していないが）本棚に50冊、これは難しい選択だ。イスラエル記に関しては、本当にリアルタイムで書かれたものなので、あと何年後かに『イスラエルの風景』（勝手に仮題）が出版されてほしい。熟成されたものが、ぜひとも読みたい。