小説家島田雅彦のお宅拝見本。正直言って読めば読むほど憂鬱になる家だった。どこもかしこも自意識過剰な演出ばかり。「街のランドマークになるような家を建てたかった」という言葉通りの家だと思う。『建もの探訪』でお馴染みの渡辺篤史が手を叩いて喜びそうな家、私が住みたくないと思う家・・・さすが(スノッブな中年男性向け雑誌)BRIOの連載企画だけのことはある。だってBRIOって「汚れちまった大人には、白いシャツがよく似合う」とかいうタイトルを平気な顔して載せるのよ。ぜったいこのライターは魂を売ってるとか思ってたけど、あれはけっこう自己陶酔して書いてるのかもしれない。奥が深いぜ、男性誌。。。

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