映画『ハッシュ』の監督 橋口亮輔さんの最新エッセイ。確かに読むと、元気になります。ひとを「ぐずぐず」好きになる気持ちに共感。後ろ向きで、前に進むひとにおすすめの本。自分はこの先もずっと、1という単位のまま生きていくつもりでも、そんな覚悟なんてたちまち揺らいでしまうよな、とやっぱり思う。パパとママがふたりずついるオランダの子どもたち、NYのオリバー&オサムさんの話も胸にぎゅっとくる。
橋口監督があるひとに言われた言葉が、とても印象に残りました。「君は片方の目で自分を見つめ、もう片方の目で世界を眺めているんだね」( 04/10/28 )

コメント